活動・戦績

第40回 日本空手道常心門西日本少年少女選手権大会

  • 2018.3.30
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3月25日、上記の大会が行われました。 40回記念大会ということで、記念誌には下記の内容で寄稿しました。 私にとって、生まれて初めて空手の大会に出場したのが西日本大会でした。 小学3年生になる直前のことです。 キラキラと輝くトロフィーが並んでいるのを見て、すごいなあ、どんな人がこんな賞品をもらうんだろうなあ、と心が躍ったことをはっきり覚えています。 当時黄色帯だった私は、小学生低学年形の部に出場しました。 まさか自分が準優勝してそのトロフィーを持ち帰ることになるとは夢にも思っていませんでした。 それから競技引退まで30年。この一番最初に賞を頂いた喜びが、空手に夢を抱き、練習に励む出発点でした。 今では、私の子供たちも、私が出場していた頃と同じ年齢です。 拳を交えた仲間の子供たちも出場しています。 こうして40年という歳月をつなぎ、私たちと子供たちの夢をつなぎ、未来へとつないでくれる。 西日本大会は、今後もそんな大切な大会であり続けてゆくことでしょう。 40年前、少年部の空手大会がほとんど行われていない時代に本大会は第1回を迎えたそうです。 先達のさまざまな苦労の先に、さまざまなドラマを生み出すこの西日本大会は、40回を数えたのです。 本大会でも、さまざまなドラマがありました。 嬉しいことも、悔しいことも、たくさんありました。 全部、みなさんが全力で頑張った結果です。 だからこそ、勝っても負けても、出場がかなわなくても、感動するドラマが生まれました。 みんなが成長できる舞台でした。 全力で挑み、感動をくれた選手のみなさんに、 そして、40回という歴史を作ってくれた全ての方々に、心より御礼申し上げます。(文:水田洋平)